一般社団法人全国知的障害児者生活サポート協会は知的障がい児者・発達障がい児者(自閉症児者等)の生活支援事業をおこなっています

お知らせ一覧

2025年度定時社員報告

2025/06/19

 2025年6月5日(木)12時30分より、品川区総合区民会館 イベントホールにて、一般社団法人 全国知的障害児者生活サポート協会 2025年度定時社員総会を開催いたしました。
 当日は、全国から各サポート協会の代表者、オブザーバーとして各サポート協会事務局、AIG損害保険株式会社とジェイアイシーグループから総勢100名の方々にご参加いただきました。
 開会前、当会発足準備から約20年間、当会の発展にご尽力いただいた片桐副理事長が6月1日に逝去されたため、故人の冥福を祈り、出席者全員で黙とうを捧げました。

主催者挨拶   理事長 水流純大
 先ほど黙とうを捧げた片桐副理事長におかれましては、当会設立、設立後は副理事長として18年あまりにわたり当会を力強く牽引していただきました。その功績に深く敬意と心からの感謝を申し上げたいと思います。片桐様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
 さて、昨年5月31日の総会の際に行われた臨時理事会において加藤前理事長が退任され、その後任として理事長に選任されてから約1年が経過いたしました。昨年度は理事長就任1年目ということですべてのブロック会議に出席し、各サポート協会の皆さまと意見交換を行うとともに今後のサポート協会の方向性や課題について所見を述べました。
 短期的な課題として3点、1:法人名変更 2:2025年度生活サポート総合補償制度改定内容の会員への周知 3:実態に応じた予算書の作成 をあげ、皆様のご協力により2の周知は高い継続率を保つことができ、1及び3についても今総会での議案及び報告事項とすることができました。
 中長期的課題は、1:利用率の安定化による制度の安定的運営 2:サポート協会空白県の解消 3:各県サポート協会の自主事業の発展 4:会員ニーズを反映させた生活サポート総合補償制度の改定 の4点です。各課題達成のためにサポート協会、AIG、JICと協働につとめてまいりたいと存じます。
 また、『会員管理システム』の改修について、検討を行っております。改修案が整いましたら、理事会に提案し承認後システム構築に取り掛かり、各サポート協会になるべく早く紹介したいと思っています。

 理事長挨拶後、ご来賓の公益財団法人日本知的障害者福祉協会 会長 樋口幸雄 様、全国手をつなぐ育成会連合会 副会長 小出隆司 様、AIG損害保険株式会社 首都圏地域事業本部長 東 隆 様、AGジャパン・ホールディングス株式会社 SME A&H アンダーライティング・オフィサー 片山敦 様、株式会社ジェイアイシー 代表取締役 中山雅寛 様にご臨席いただき、樋口様、小出様、東様、中山様よりご祝辞を賜りました。

第一部 総会
 議決権総数47個に対し当日欠席が1名となったため議決権の総数は46個となりました。全議案について満場一致で議決されました。
 主催者挨拶のとおり、法人名を一般社団法人 全国生活サポート協会 に変更することが提案され、承認されました。総会後、東京法務局へ変更登記を行うこととなります。
 なお、総会議案及び報告内容の2024年度事業報告及び決算報告、2025年度事業計画及び予算については添付資料のとおりとなります。
(下の『ファイルのダウンロード』をクリックしてください)

第二部 研修会
 社会健康医学研究センター 健康医学研究センター長・参事研究員 西田 淳志 氏に「障害者の高齢化問題について」を講演いただきました。

ファイルのダウンロード

総会の様子